2007年9月12日 17:18

重陽の節句

重陽の節句五節句の一つである「重陽の節句」は元より、家族全員の長寿と、一家の繁栄を祈願する行事である。

6世紀中頃の中国の年中行事を記した「荊楚歳時記」の中に、9月9日に茱萸(ぐみ)を入れた袋を腰に下げ、高い所に登り菊酒を飲めば災いを消し、長寿になるという記述があります。
この習いが、平安時代初期の日本に伝わり、重陽の節会として宮中行事となりました。この日宮中では、観菊の宴を催し、詩歌を詠って長寿を祈り、御帳に茱萸嚢(ぐみぶくろ)を掛けて悪気を祓ったとされています。


清少納言の書いた「枕草子」には、9月9日において、端午の節句で掛けた薬玉を外し、代わりに菊の花を入れた袋を掛けたとある。


赤い茱萸の実と菊の花がバランス良く飾られる掛け飾り。


床飾り用の茱萸嚢。


本殿に菊の花を供え「無病息災」を祈願する。重陽神事・鳥相撲が執り行なわれる上賀茂神社。


鳥相撲に参加する子供たち。


鳥相撲が行われる立砂前の土俵。


平安時代には、歴代の皇女が斎王として鳥相撲を見物していた。


平成三年からは、葵祭の斎王代が奉仕するようになった。


唐衣(赤)、表着(緑)、単衣(黄)がお互いに引き立て合い、鮮やかであり、品の良さを感じた。

人の持つ感性は様々であるが、年令を重ねて来て初めてその感性を楽しむ事が出来る様にも思える。
日本に生まれて四季を感じ、又楽しむ
五節句の中の一つ「重陽の節句」九月九日である。
この時期における飾り、「茱萸嚢」を並べて見ました。
写真掲載以外にも「菊慈重」と呼ぶ能人形もあり、
加えて各ご家庭でもまね事をしてみてはいかがでしょう。

山本 正明(明仙)